論破する人ってどうなの?その特徴とお付き合いの仕方

「ハイ、論破」なんて
言葉がありますよね。

某有名人の方のおかげ?で
「論破する」って
よく耳にするようになりました。

さて、
論破することに意味があるのでしょうか?
会長は意味を感じておりません。

日常のコミュニケーションには
むしろ不必要だと思っております。

なぜか?
今日は論破する人についてのお話です。

論破する人は孤独である

個人的な考えですが
論破する人は孤独です。

論破って
正論で相手を言い負かすことで
相手にこちらの意見が正しいと認めさせること。

残念ながら、
人は正論では動きません。
感情で動く生き物なのです。

言い負かされた方は
納得できないんですよね。
当然人は離れていきます。

論破して勝ったところで
一時の優越感には浸れても、
得るものより失うものの方が
大きすぎると思うのですよ。

それにこの勝敗って
スポーツみたいに
点があるわけでもなく
とても不確か。

自分が論破して勝ったと思っても
相手が負けたと思っているかは
わかりません。

私みたいなタイプは

「勝ちだと思いたいならどーぞどーぞ」

と勝ちを譲りますが
「負けた~悔しい」
とは感じませんからねぇ。

常に勝ち負けの戦闘モードじゃ
本人が一番疲れますし、
挙げ句
周りから人はいなくなる…

すごーく孤独なんです。

画像はイメージ(イラストACより)

論破する人の特徴

論破する人の最大の特徴は
自分主張を通すことに固執し、
他人の視点や意見を考慮しないところです。

自分の価値観の押し付けが強く
思い込みが激しいとも言えます。

もう1つの特徴として
情報量を多く持っている為
その情報量で相手を圧倒しようとします。

ああ言えばこう言う
立て板に水のように言葉を羅列し、
相手に口を挟む余地を与えません。

自分の考え、自分が正しいを
ひたすら証明しようとしますから、
柔軟性がないとも言えるでしょう。

画像はイメージ(イラストACより)

論破する人とのお付き合いの仕方

もしあなたの周りに論破する人
論破してくるのが好きな人が居たら、
基本は「スルー」です。

『負けるが勝ち』

同じ土俵にあがって反論しても
聞く耳を持っていないのですから
 
『馬の耳に念仏』

ストレートに書くと
『言うだけムダ』

もしあなたが
論破し返したとしても、
残るのは一時の優越感のみ!

あちらは納得しませんし、
下手したら
恨まれる可能性がでてきます。

スルーと言っても無視ではなく、
聞かれたことにはきちんと答える。

攻撃的な口調に乗って
感情的にならないことです。

相手は自分の正しさを押し付け、
あなたに認めさせることが目的なので、
批判や反論はご法度です。

火に油を注ぐようなもの。
燃料投下です。

会長の対応例だと

「~だと思うんですねー」
「そうなんですねー」

で大概受け流しますが、
明らかに相手の意見に

「ん?」

と感じたら、

「~さんの考えはそうなんですねー」
「一度考えまーす」

寝かせるふり。

論破しかける人から
「逃げるのか!」
なんて言われたことも
ありますが
 
「考えるだけでーす」

相手の果たし状は絶対受けとりません
いやですよー
ムダな争いに時間使うのー

論破されることは『負け』ではない。

これ頭の片隅に置いておいて
果たし状きたら
思い出してみてくださいね。

この記事を書いている人

笹本ゆかり
笹本ゆかりコミュニケーション達人会会長
『コミュニケーションが苦手』と言い切る鎖国主義な私が主催するコミュニケーション達人会。人との付き合い方、自分との付き合い方、そして今の時代避けることができないSNSで付き合い方(文章術)を紹介しております。

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