Z世代ってコミュ障なの?いやいやコミュニケーションを円滑にする方法あります

2023年9月20日更新

Z世代ということば、
あなたも聞いたことがあるかも
しれません。

会長調べによりますと、
1990年半ばから2010年代生まれの世代
の人たちを指すそうです。

「Z世代とのコミュニケーションに悩んでます!」
って相談、少なくないんですよ。

というわけで
会長調べ+会長なりのZ世代とのコミュニケーション
について書いていこうと思います。

Z世代ってコミュ障の人多いの?

Z世代の子たちってコミュ障の人
多いと思っていませんか?
いやいや、そうじゃないんです。

一般的にZ世代の特徴として、

  • 電話で名乗らない
  • LINEで全て済ませる
  • PCよりもスマホ
  • 買い物もスマホ情報収集もスマホ
  • 効率性を重視
  • SNSでの交流が盛んでいいねの数を気にする

などが挙げられます。

特に気づけばスマホと一緒に生活
しているところは影響が大きいと
会長は思います。

  • コミュニティを大事にする
  • 自分の評価を気にする

という特徴が見られるのも
これが背景なんですよね。

コミュニティーを大切にするZ世代
画像はイメージ(イラストACより)

コミュニティを大事にする

Z世代の子たちは
SNSが発達した世に生まれ
育っています。

自分の好きなものや事が共通する人たちと
年齢や男女、距離関係なく繋がれちゃう
わけです。

Twitter(現X)でも
~が好きです
好きな方フォロー
なんて自己紹介見ますよね。

結果
~好きが集まるコミュニティができあがり
そこでのやりとりも大切になっています。

フェイストゥフェイス
およびリアル現場のコミュニケーションが
主で生きてきた(いる)会長世代(アラフィフ)

いわゆる
今なら管理職世代とは
コミュニケーションの形が少々異なるのです。

実際会長もX(言い慣れないわ)で
プライベートでは絶対知りあえない
ような方とつながっています。

遠方だったり
20代と繋がったりしましたしね。
※笹本名義ではなく完全プライベートアカウントです。

特に若い方と接してみると
人との繋がりやコミュニティを大切
にしていることがよくわかります。

正直
どこか人間関係にドライな印象を
Z世代に感じていたので意外でしたし、
見事な偏見を炸裂させていたなと
1人反省会しましたもの。

どこのコミュニティにも属してない
若い子ってあんまりいないのです。

仮にひきこもりだとしても
ちゃんと
ひきこもりのコミュニティが存在
していますからね。

会長の世代にはわりと一匹狼的な人、
どこのコミュニティーにも所属しない人
いたと思います。

会長はそうでした。

もちろんZ世代にもいるにはいると思いますが、
なんだかんだどこかのコミュニティに所属は
しているのではないでしょうか

これはあくまで会長の予測ですが、
会社の行事的なものに参加を頼むと
断られる飲み会を嫌がる

ことも

会社というコミュニティにさく時間より
自分が所属している他のコミュニティに
時間をさきたい

という意識の現れかもしれません。

仕事後に予定がなかったとしても、
オンオフの切り替えって大事
じゃないですか。

仕事終わったら、
仕事オフにしたいんじゃないでしょうか。

会長もそうですが、
会社っていうコミュニティの時間が終わった
あとにまで付き合いたくないんです。

ちなみに会長は若い頃
タイムカードを切った瞬間に嫌いな人とは
口を利きませんでした。

仕事だから話すけど
もうプライベートだから
って感じでした。

このあたりはZ世代と共通する部分かもしれませんね。

画像はイメージ(イラストACより)

自分の評価を気にする

Z世代の子たちは、
生まれたときからスマホと一緒に生活している
=SNSが身近

SNSをはじめると
気になるのが
自分が投稿した記事に対しての

いいね

の数や見てもらった回数ですよね。

これ「承認欲求」の最たる例です。

いいねって数字ではっきりでてしまう。

自分が受け入れらているか
受け入れられていないかが
数値化されているようなもの

自分への評価が数値化されちゃってる
ようにも感じるでしょう。

そんな世界が当たり前にある時代に
生まれ育てば、
そりゃ評価が気になります。

結構いるんですよ。
「私、フォロワーが6000人近いです」
なことを言う人。

最初会長はこの言葉に
「だからなんなんだ?」
と理解ができなかったんですが、

結局これだけの人から
受け入れられているという評価
認められているんだぜって
ある意味自慢だったのでしょう。

Z世代は評価を気にし、
承認欲求も強め。

自分の行動を受け入れてほしい
と考えます。

だからこそ、
打たれ弱い面
もある気がしています。

「評価を気にし過ぎ」
とか
「指摘や注意に弱いな」
なんてZ世代への声を聞きますが、

会長世代よりも
評価を気にせざるをえない環境に
育ったわけなのです。

Z世代が弱いというより、
時代背景が要因だと思っています。

画像はイメージ(イラストACより)

Z世代とのコミュニケーションで大切なこと

Z世代とのコミュニケーションで
大切なことは3つ

認めてあげること

1つ目は認めてあげることです。

認めてあげるとは
最低限あなたがそこにいることを認めてますよ
と相手に表すこと。

手っ取り早いのはほめることですかね。

良いと思ったことを
SNSのいいねボタンを押すノリで
ほめていきましょう。

個を大切にすること

2つ目は個を大切に考えることです。

会長も偏見炸裂させていましたが
Z世代の子たちってドライなのかな
と思う要因に、

「残業して」
って頼んだときすぐに
「残業代出るんですか?」
と返ってくるとか(笑)

昔からそういう人はいたんですけどね。

会長は「新人類」って呼ばれる世代ですが、
そういう人確いましたもん。
私ですけども(笑)

ただ違うのは、
頭の中ではそう思っていても言わずに
腹の中に収め残業していました。

そんなこと口に出すのは
許されない雰囲気でしたからね、
会社も社会も。

今はそういうことを言っても、
良いor言いやすくなってきている
のかもしれません。

協調性がないのではなく、
単に仕事とプライベートのオンオフ
がはっきりしてるだけ。

会長が20代のころ、
会社全体とか部署全体の飲み会って

費用を会社で出してくれたり
上司が気前よく全部出してくれたり
していました。

画像はイメージ(イラストACより)

諭吉さんを1枚出して
「あとみんなで払っといて」
的な太っ腹な上司がいました。

いわゆるタダ飯食えるってやつ。

しかし今は
不景気もありそこまで上司の懐が
潤っていない&

潤っていたとしても、
今の社会情勢から老後を考えると…
って財布のヒモがかたい。

お財布事情がかなり違うわけです。

そうなると、
自分のプライベートの時間とお金を
割くというデメリットを見てしまうわけです。

会長が新入社員のとき、
会社の運動会とかボーリング大会っていう
福利厚生という名の拷問がありましたが、

みんな行きたくないって言いながら
新入社員はかりだされてしまう。

なぜ休みに???
と思いながらも、
「費用は全て会社持ちだから」

と説き伏せられ自らに言い聞かせながら
参加してました。

今思えば、
お金を自分でださなきゃならないなら
断りやすかったはず。

お金だけの問題でもなく
このブログで最初に書いたように

Z世代はコミュニティや
プライベートの時間を大切にしています。
おごってくれるから行くとは限りません。

会社の時間が終わったら
すぐプライベートな個の時間に
切り替えたいんです。

Z世代の子たちは会長たちの世代よりも、
オンオフの切り替えがしっかりしてる年代
だと思った方がいいでしょう。

ありきたりですが、
育ってきた時代が違うのです。

会長も新人類と言われてきた世代。
珍獣発見みたいな扱いをされてきた世代。

Z世代は
決してコミュニケーション能力が低いのではなく、
単に時代が変わってきているだけの話なのです。

スマホ世代であると受け入れる

Z世代は生まれたときから
スマホと一緒に育ってきた世代です。
だから私たちと感覚にズレがあるんです。

電話がいい例です。

いきなり乗らずに用件言ってくる子がいるのも、
個人でスマホを持つ時代
取り次いでもらう必要がないですよね。

電話で名乗る習慣がないわけなので、
その習慣を教える必要があるんです。

とんでもない時間にLINEが届くのも、
LINEやメールは要件を思いついたら、
とりあえず送っておいて

相手が読めるときに読めば良い
っていうスタンスです。

「寝てたとしても、
 起きてから読めばいいじゃん
 とりあえず言っとくわ」
みたいな。

お互いに便利だからって言う合理性と
彼らには使い慣れてるものですからね。
使って何が悪いのってなるのでしょう。

画像はイメージ(イラストACより)

Z世代は特別な世代ではない

Z世代は特別な世代ではなく
単に育った時代背景が違うだけ。

コミュニケーション能力がないとか
弱いとかという問題ではありません。

コミュニケーションの仕方が違うだけなのです。

個を大切にし、
仕事とプライベートのオンオフを大切にし、
自分が所属しているコミュニティ
大切にしている世代といえます。

そう考えると、
Z世代の子たちとのコミュニケーションの仕方
見えてきませんか?

この記事を書いている人

笹本ゆかり
笹本ゆかりコミュニケーション達人会会長
『コミュニケーションが苦手』と言い切る鎖国主義な私が主催するコミュニケーション達人会。人との付き合い方、自分との付き合い方、そして今の時代避けることができないSNSで付き合い方(文章術)を紹介しております。

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